豊中市の人口は実際に増えている

一部の比較データにおいて、豊中市の人口が減少しているように見えるケースがある。しかし、実際に人がどれだけ暮らしているのかを示すのは国勢調査。直近3回の調査でも一貫して増えている。

他市との比較において、「減少率が大きい自治体のみを抽出したグラフ」が用いられることがある。

  • 豊中市:99.05%(2,509人減)
  • 池田市:98.31%(997人減)
  • 堺市:97.26%(22,794人減)
  • 高槻市:98.31%(5,914人減)

といったデータが示されることがあるが、このように特定の自治体のみを切り取ると、全体像を正確に捉えることはできない。

実際にどれだけの人が豊中市に住んでいるのか。国勢調査の結果を見ると、人口は次のように推移している。

  • 令和2年:401,558人
  • 平成27年:395,482人

実際に住んでいる人口は増加している。また、直近3回の国勢調査においても、人口は一貫して増加している。

「住民基本台帳(住基)」は、住民票に基づく登録人口になる。一方、国勢調査は、実際にその地域に居住している人を対象としている。例えば、

  • 単身赴任者
  • 学生
  • 転入直後で未登録の人

こうした人々も含めて把握するのが国勢調査になる。そのため、都市部においては国勢調査の方が実態に近い人口を示す指標とされている。

fact check

一部のデータだけを見ると人口減少のように見えることがあるが、国勢調査という実態に基づくデータでは、豊中市の人口は増加している。「登録上の人口」ではなく、「実際に住んでいる人口」で見ることが重要である。豊中市では今、人の流れが確実に生まれ、まちの価値が高まり始めている。